ゆっくりとゆっくりと時間が進む。
飛べないどころか立てない動けない。
だけどクチバシでずるずると這いながら、暖かい手の上に乗りたがる。
時々朦朧として撫でられてもボーッとしてご飯も食べなくなる。だけどハッと意識が戻りまた、バクバク食べ始める。
暖かいカイロにハンカチを置いて、もらって今夜の時間もゆっくり進む。
人間も最後は赤ん坊になるように、
この子もまた雛鳥のように、甘えながら、この時を過ごしています。
最期が子どもになれるなんて、命はなんて優しいのだろう。
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