朝５時起き。

ぐずったり体調不良で起きれない生徒はいない。それがなんだかすごいんだよなあ。

朝からみんなでご飯作って、シェアハウスを片付けて掃除して、ゴミ出しをしてから空港へ。

お客様気分じゃない。自分のことは自分でやる習慣がすっかりに身につきました。

タクシーで空港まできて、フライトの時間まで少しみんなでコーヒーを飲む。

「英語で注文してきて」
と、お金を渡してお願いすると、戸惑いながらも注文してくれる。

はじめてのおつかいならぬ、英語でのお使いです。

全然今まで、学校で学んでいなかった生徒でも、簡単な会話くらいはできるようになって帰国します。

オーダーが出てこなくて、1人の子が戸惑っているとすかさず、もう1人のお兄ちゃん的存在の子がサポート！

こうして言語以外の大切なことを学んでいくのも生きた学びの素敵なところ。

デスクの上の勉強だけが、人を成長させるのではないですからね。

これから社会にでて大切なことを彼らは日々吸収しています。

たった数日でとても頼もしく成長を遂げた彼らが持ってきてくれた朝のコーヒーは、何よりも美味しい☺️

迷子になったスーツケースは、結局、タイムアウト！届きませんでした。

結局ヒースロー空港で見つかって、航空会社の配送便で、今日エジンバラに届くらしいけど、行き違いなのでそのまま日本に再配送の手続きを取りました。

彼らにははじめての海外で、このトラブル。
スーツケースなしで乗り切った数日間。

でも、なんとかなった。

この「なんとかなった経験」が、彼らにはこれから大きな財産になるのだと思う。

いろんなミスやトラブルはあるけれど、それでもなんとかなる！乗り切れる。

泣いていたってクレームしたって誰も助けてくれないから、自分で手配をして、やるべきこと粛々とやっている姿を見てもらう。

大概のことは、大人たちがパニックにならなければ子どもたちって落ち着いて対応してくれるのですよ。

「自分では変えられないものは受け入れて、変えられるものは勇気を出して行動する」
そんな話をしたら、黙って頷いて聞いてくれました。

柔らかい彼らの心がもっと、柔らかく、強く、豊かに水が染み込んでいくように。

翔け、可能性！！

アイディア高等学院は、生徒1人1人に心理カウンセラー、メンタルトレーナーがサポートする通信制高校のサポート校として、これからも生きる力を軸に、実学的な学びを提供し続けたいと思います。

あと少し！無事彼らを保護者の皆様にお返ししするまで、私たちのコミットメントは続きます。
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