今日は、ユーリさんが車でスイスを案内したいと言っていただき、こちらでの生活などの話をお聞きしながらレマン湖を北上してグルリと反対側まで。

ユーリさんをはじめとするウクライナの人たちはなんでこんなに優しいのだろうと、本当に心が熱くなります。自分たちも本当に大変な中、遠くまで来た私たちのことを気遣い自分たちにできることをやろうとしてくれる、、、.そういうところが本当に尊敬できます。

立ち寄った美しい街はモントル。

ヨーロッパでも有数の高級リゾート地で夏には多くのセレブや貴族たちがやってくるそう。今は冬ですのであちこちからやって来た多くの渡り鳥たちが湖畔で羽休めをしていました(わたしはそれを眺めるのが何よりも幸せでした❤️)

湖の岸壁の上に立つシヨン城は圧倒的な美しさと存在感で多くの小説などの舞台となったところ。ヨーロッパは古城は煌びやかというよりは本当に戦争のために作られた城塞なのだということがわかります。

だけど人類はその中世から進化したはずなのに、今なお領土略奪の犠牲となっているウクライナの人たちがいることに本当に胸が痛みます。
スイスの夜は早くてすぐに暗くなります。 私たちの宿泊しているホテルのお庭には、絵本のような可愛い山小屋があって、そこではスイス名物のチーズフォンデュがいただけるとか!

予約でいつも満席のその小屋が奇跡的に空いていたので、よっしゃ!ウクライナの人みんな呼んで食べよう!と、浮世の幹事魂に火がつき(笑)ホテルで働くウクライナ避難民の方たちとみんなでウクライナLOVE inスイスでの素晴らしい会合になりました。

もう2度とこの場所でこんな風に食事をする事はないだろう、このメンバー。
ほんの数時間の時間はお互いの人生の中でのほんのわずかな時間ですが、それでも意味深い時間だと思ったのです。

そして彼らもまた、明日私たちに近くを案内すると申し出てくれるのです。

今度はフランス領までいって美しい場所を見せたいと、、。もう本当になんでみんなこんなに優しいというか義理堅いというか、、。素晴らしい人たちばかりです。
スイスではフランスエリアとドイツエリアがあって、それぞれいろんな手続きも違うらしい。それぞれが住む街の苦労や仕事、これからのウクライナ未来のことなど心配ごとはつきないですね。

私も日本の以外の避難民の方々のお話を聞いてとても参考になりました。みんなやっぱり、どこに行っても苦労してします。そして何よりも早く戦争が終わってウクライナに帰りたい気持ちが溢れているのです。

明日はいよいよ日本に戻るフライトです。
帰ったらすぐに国立競技場でのウクライナからのサッカーチームの対応に入ります。
今回のスイスでの多くの気づきをまた力に変えてやれることを一つ一つ形にしていきたいと思います。

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